絵が下手でも描いていい。初心者のための“やさしい絵の練習法”3選


うまくなくていい。やさしくはじめる、絵の練習。

「描きたい気持ちはあるけど、どう始めたらいいかわからない」
「見よう見まねで描いてみたけれど、自分の絵を見てがっかりしてしまった…」

そんな声をよく耳にします。
でも、本当は、“うまく描くこと”よりも、“描いてみようと思ったこと”のほうが、ずっと大切なのです。

今日は、絵が苦手でも、道具がなくても、今日からできる「やさしい練習法」を3つご紹介します。


「描けるようになりたいけど、何から始めたらいいの?」

絵の初心者がぶつかる壁は、こんなものがあります:

  • 上手な人と比べて落ち込む
  • どう練習していいか分からず、手が止まる
  • 描き始めたけど、なんだかイメージと違ってやめてしまう
絵を描く手を止めて悩む初心者の女性のイラスト
描きたいけど自信がない…そんな想いに、そっと寄り添います

でも大丈夫。絵の練習は「ちゃんと描く」ことではなく、
「手を動かすこと」から始めていいのです。


今日からできる“やさしい絵の練習法”3選


1. 「まる・さんかく・しかく」から始める

子どもが絵を描き始めるとき、最初に使う形は「○」「△」「□」。
これは、絵の基本の“かたち”でもあります。

丸で顔、三角でお屋根、四角でおうち。
いろんな組み合わせで、描けるものが増えていきます。

まずは紙に、思いつくまま「○△□」をいっぱい描いてみてください。
それだけで、線を引く感覚が楽しくなってきますよ。


2. 一筆で描いてみる「つながる線」遊び

次に試してみてほしいのが、「一筆描き」。
ペンを紙から離さず、“つながったまま”で絵を描いてみるという遊びです。

上手く描こうとしなくていいんです。
猫のしっぽや、人の輪郭、ぐるぐるお花など、自由な線の流れを楽しむだけでOK。

一筆描きの猫と花の水彩イラスト
線をつなぐ。一筆描きの自由を感じてみよう

手の動きと心の動きが重なるような、不思議なリズムを味わえます。


3. 「5分スケッチ」……身のまわりのものを描いてみよう

最後は、“時間を決めて描く”練習。
5分間だけ、机の上にあるものをじっと見て、さらっとスケッチしてみましょう。

りんご、マグカップ、観葉植物。
細かく描く必要はありません。じっと見て、手を動かすことが目的です。

マグカップをスケッチしているスケッチブックの手元
身のまわりを描くと、世界が少し変わって見えてくる

この練習は、“観察する目”が育つとともに、
「うまく描こう」より「今、描いてる」が心地よくなってくるのです。


「わたしにも描けるかも」と思えた瞬間

ある受講者さんが言っていました。
「最初は絵を描くのがこわかったけど、“まる”を描いてるうちに、自然と心がほぐれていきました。」

それは、描く技術ではなく、“安心して描いていい”と思える気持ちが芽生えた瞬間。

アトリエCHICORAでは、そんな「こころの変化」も大切にしています。


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「絵が苦手」「緊張する」「はじめてで不安」……そんな声に丁寧に寄り添いながら、
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おわりに

「うまく描けなくても、描いてみたい」
その気持ちが、あなたの“はじまりの一歩”です。

アトリエCHICORAは、あなたの“やってみたい”を、そっと応援しています。

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