「え、ママも描くの?」──親子でキャンバスを囲んだ、たった30分の忘れられない時間

これは、アトリエCHICORAのオンラインアートクラスに参加した、ある親子の体験をもとにしたストーリーです。
「絵は得意なはずだったのに…」「最近、描かなくなったなあ」──そんなお子さんが、自由な表現の場で“もう一度絵を好きになるまで”の軌跡をお伝えします。

「えっ、ママも描くの?ほんとに?」

そう聞いたときの子どもの顔は、ちょっとびっくりしたような、でもすごくうれしそうな顔でした。

うちの子は小学4年生。最近は少しずつ親離れが始まってきたのか、
家にいても、ゲームかYouTubeばかり。
話しかけても「ふーん」「あとでね」ばかりで、正直ちょっと寂しいな…と思っていたんです。


◆ なんとなく一緒に始めてみた“アートの時間”

そんなある日、子どもが受けていたアトリエCHICORAのオンラインレッスンに、
「ママも一緒に描いてみたら?」と誘われました。

テーマは「いまの気持ちを、色と形で表してみよう」
筆でもクレヨンでも、色鉛筆でもOK。画材も自由。ルールもなし。

「いいよ〜」と軽い気持ちで紙と色鉛筆を持って座ったら、
子どもがすごくうれしそうに、私の席の横にスペースを空けてくれました。


◆ 「大人って、描くの難しいね」

いざ始めてみると…手が止まりました。
子どもは自由に線を伸ばし、どんどん色を重ねていくのに、
私はというと「何を描けばいいの?」「この線、変かな?」と、妙に気になってしまって。

それを見ていた子どもが、笑いながら言いました。

「大人って、描くの難しいね」
「でも、ママのこれ、なんか“ぼーっとしてる時の空”みたい。好きだよ」

なんだか…目の奥がじんわりしました。


◆ 「正解がないって、ちょっとこわいけど、おもしろい」

30分後。2人の絵はまったく違う世界になっていました。
子どもはにぎやかな色と線の重なり。私はぼんやりしたグラデーションの空のような絵。

先生が「どんな気持ちで描きましたか?」と聞いてくれて、
子どもは「うれしい気持ちでバンバン描いた!」
私は「描きながら、ちょっと子どものこと考えてたかも」と話すと、
子どもが照れくさそうに笑いました。


◆「また一緒に描こうよ」って言われた

あの時間がきっかけで、子どもとの会話が少しずつ増えていきました。

「ママ、今日も描く?」
「次のテーマ、ママならどう描く?」

今では週末、15〜30分だけ「親子で描く時間」をつくっています。
一緒に黙々と色を塗るだけでも、なんだか心がすっと落ち着くんです。


🌱 アートは「子どもだけのもの」じゃなかった

正直、それまで私は“子どもにやらせるもの”としてしかアートを見ていませんでした。
でも、やってみたら分かりました。描くって、大人にも必要な時間なんですね。

そして、同じ空間で、同じテーマで、一緒に表現するって、
子どもとの距離を一気に縮めてくれるんだな、と。


🎨 親子でアート、やってみませんか?

  • 忙しくて、ゆっくり話す時間がない
  • 最近、子どもとの関係がちょっと遠く感じる
  • 思春期に差しかかってきた

そんなときこそ、**“何を話すか”じゃなく、“何かを一緒にやること”**が力をくれます。

アトリエCHICORAのレッスンは、親も子も「自分らしく描ける時間」
一緒に笑えて、一緒に考えて、一緒に楽しめる。
それって、今の時代にすごく貴重なことだと思います。


🖼️ オンライン体験レッスンはこちら

👉 https://atelier-chicora-online.com/

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